Appleのブランド価値の維持と縛り
それはApple製品も同じで、とても便利でいい製品ですが、反面ユーザーの選択において自由度が低く、提供されるアプリケーションが望まない処理を自動的にしてしまうとか、ケーブルのコネクタを独自のものにして汎用性を持たせずにライセンス利用料から利益を得たり、価格を縛ってショップの販売戦略にまで影響を及ぼして市場競争の自由を阻害しています。
動作の軽快さや利便性の高さに加えて、洗練されたデザインという魅力的な製品でもあることは間違いないので、もう少し解放されたプラットフォームにしてもらえれば積極的に導入したいのですが、束縛されることを嫌う私としては「縛り」を感じるサービスや製品には抵抗を覚えてしまいます。
ブランド価値や企業価値の維持と汎用化(コモディティ化)は相反するものですから、企業戦略としては正しいと思いますが、このスタイルは本来ユーザーに還元されるべき利益を独占しているように感じてしまいます。せめて充電ケーブルくらいUSBで統一してほしいですね。
スマートフォンなどを購入する際には候補に挙がりつつもいつも避けてしまいますので、そういった心理が必要性を感じながらも購入が遅れた原因にもなっているでしょうか。
とはいってもいい製品は購入してしまうんですが、それがブランド価値というものでしょう。
Brack Friday
日本でも販売促進のためか国内のショッピングサイトなどで「Brack Friday」というキーワードを見かけるようになりましたが、クリスマスも近いことですし、いろいろお買い得になるシーズンということもあり、新しいiPadを物色することにしました。
正直言えば、今のiPad miniの動作に不満があるわけではないですし、iOSやアプリケーションが動作してくれるなら、買い替える必要性はありません。利用用途も持ち歩いて何かをするわけでもなく、シアタールームで何か情報を検索したいときや、ネットワークオーディオのコントローラとして使いたいだけなので、スペックもストレージ容量も最低限で済みます。
現行ラインナップのiPadはいずれも4万円を超える価格で、例えば現行のiPad mini4 Wi-Fi 128GBモデルは45800円となっています。個人的には128GBもストレージ容量は必要ありませんが現状では選べません。
初代iPad miniが発表されたときは最低容量のWi-Fi 16GBモデルで41900円で、その後値下げがあり、私が購入したときには28800円でしたが、それと比べると年々価格が上昇しています。
特に上位モデルの価格は、もはやパソコン並みになってきていて、Androidタブレットの価格は下がってお買い得感があるのに比べて、Apple製品は以前ほど革命的な価値が付加されていないのでお買い得感は年々薄れています。最近以前ほど売れないという話を耳にしますからね。
個人的には9.7インチ以上のタブレットは大きすぎるので、7.9インチのiPad miniがちょうどいいんですが、ストレージ要領は128GBも必要なく16GBでも余ります。しかし今後iPad miniは後継機がなくなるようですから、中古でもいいや！と状態の良いWi-Fi 16GBモデルのモデルを見つけたので購入することにしました。
コメント