全天球アクションカメラ
2024年に緊急手術を受けてから、運動機能のリハビリの為、移動に自転車に乗ることにしましたが、坂道の多い東京では私の体ではいけるところが限られてしまうため、行動範囲を広げるために電動アシスト自転車Panasonic XEALT L3を購入しました。

アルミフレームということもあり、乗り心地は少し硬いですが、電動アシスト機能のおかげで往復1時間くらいの距離なら坂道があっても移動できるようになり、機能的には満足しています。
自転車は車道走行、接触事故増加の懸念
私が子供の頃は自転車は歩道を走るのが当たり前でしたし、手術後に自転車を購入する前、私が最後に自転車に乗っていたのは大学生まででその頃はまだ当たり前に歩道を走っていたと思います。その常識が残っていたため、改めて自転車に乗るようになった時、自転車のような無防備な乗り物で車道を走ることには恐怖を感じ、ヘルメットは必ず着用するようになりました。
歩道でも車道でも安全運転を心がけることは当然で、基本的には歩行者や車の動きをよく観察しながら慎重に運転しているつもりですが、中にはわざわざ自転車すれすれに走る意地悪なドライバーが居たり、老人や子供、スマホのながら歩きをしている歩行者が突然方向転換をしたりすることがあるので、事故の危険とはいつも隣りあわせです。
基本的には自転車は軽車両とみなされるので、歩行者と事故を起こせば責任の重さは自転車に乗っている方が重くなります。自動車相手であっても事故の状況次第では過失割合も大きくなるでしょう。
自転車で車道を走るようになって、よく遭遇するのは怖い人は以下のような人です。
- 駐車違反する車、確認もせずドアを開けたり乗ろうとして飛び出すドライバー
- 信号無視を平然とやる自転車
- 自転車で逆走する老人や主婦
- スマートフォンを片手に自転車で走る10~30代の男女、特に主婦
- スマートフォンを見ながら歩く歩行者、横断歩道を渡る歩行者
私自身も交通ルールを全て把握しているわけではありませんし、ルールを守って走ることができているかといわれると、自信をもって「できています!」とは答えられませんが、ルールを守るように心がけていても怖いシーンに直面することは度々あります。
ドライブレコーダーの必要性
2025年11月からは自転車向けに青切符を切られるようにもなりますし、万が一警察官に交通違反を指定されてやり取りをする際にも、自分が違反していないことを証明する手段が必要になります。交通事故が起きた時、特に自転車は軽車両ですから対人事故の場合は大きな過失割合になりますし、自分は悪くないと思っていても法律的にどう判断されるかはわかりませんので、自分の無実や責任の軽減するためにはやはり客観的な証拠が必要になります。
最近は自動車のドライブレコーダーのおかげで交通事故が起きた時にも歩行者側の過失が記録されて、自動車運転手側の過失が軽減されるようになっているみたいですが、自転車で走るようになってから自己防衛手段としてドライブレコーダーの必要性を感じるようになりました。
必要な機能
まず自転車用のドライブレコーダーとして最低限必要になるのが、前後の録画ができることです。車道を走る場合、どうしても前だけ見ていればいいというわけではありません。後方から衝突されて当て逃げされた場合、証明するには後方も録画できていないと証明することが難しいでしょう。
車のナンバーなどを確認するには最低限動画として視認できるレベルの解像度が必要です。少なくとも一般的な動画で使うフルHD相当の解像度は必要でしょう。
また自転車の場合はループ録画機能も必要です。ループ録画は録画を保存するメモリ容量がいっぱいになった時、古い動画から自動的に消去して新しい動画を保存していく機能です。これがないと事故が起きた時に録画ができていないという事態になりかねません。
私の場合、通常であれば往復1時間くらい自転車に乗ることがあり、少し探索などをするときは2時間を超える場合もあります。バッテリは最低でも往復でバッテリを交換することを考えても、録画時間1時間は確保する必要がありますし、保存するメモリは自分のライフログとして残すことも考えて2時間分程度は欲しいところです。
そして自転車はどうしても路面のギャップを受けて揺れるので、手振れ補正のついていることが求められます。
自転車用のドライブレコーダーも少ないですが市販されているものもありますが、上記の条件を満たすカメラとして360度撮影できるアクションカメラが最適だと思いました。
360度撮影できるアクションカメラ
360度撮影ができるアクションカメラの代表的なものとして、Insta 360シリーズやDJI Osmo 360、GoProなどがあります。
全天球での撮影が可能で、高解像度のアクションカメラの有名どころは、初心者が購入するにはどれも高価で、使ったことがない身分からするとちょっと手が出しづらいんですよね。
AKASO360
もう少し手が出しやすい初心者向けのモデルはないかといろいろ探しては見たのですが、Insta 360の型落ちモデルならなんとか買えるかなと買うのを躊躇していたところに、ちょっと旅行に行くことが急遽決まりました。どうせなら旅行の撮影にも使いたいと思ったので、本腰を入れて探し始めたところAKASO 360というInsta 360そっくりの廉価モデルが目に留まりました。
本体だけなら30000円以下で購入でき、スペック的には有名どころに迫る性能。
手振れ補正などもついていて、レビューなどを見ていても入門モデルとしては良さそう。
知らないメーカーだったのでやや不安はありましたが、自転車への装着なども考えると、Insta 360互換性が高いことも購入の後押しになりました。
スタンダードコンボ
購入したのはスタンダードコンボという、最低限の付属品がついたモデルです。注文してすぐ届きましたが、パッケージは思ったよりも大きいです。
開封してみると上部にカメラ本体、下部に付属品という形で収まっていました。
カメラ本体の他に、バッテリが2個、USB Type-Cケーブル、レンズクロス、保護ポーチ、クイックスタートガイドが入っていました。
カメラ前面には大きなレンズがあります。
カメラ後面にはレンズの他にディスプレイがついています。タッチパネル式になっていて、基本的操作はこのディスプレイから行うようです。
天面には特に何もありません。
底面には三脚などが装着できる1/4″マウントポイントがついています。自転車にはこれを使って取り付けることになります。
右側面には、マイクと電源ボタン、スピーカーとなっています。
左側面にはマイクがありステレオ録音であることがわかります。USB充電端子、バッテリ収納口がついています。
バッテリ収納口を開くと、バッテリの他にSDカードの装着口があります。
手元にあったSDカードとバッテリを挿入してみましたが、SDカードは推すとばね式に跳ね上がり、バッテリは引っ張り出すひもがついているので、どちらも取り出しには困らないでしょう。
自転車に取り付けるためのアクセサリが届いてから自転車には取り付けて、実際の使用感は確認してみたいと思いますが、自撮り棒などを使えば旅行で全天球の撮影は面白そうです。
Her-
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