制振/EMC対策/静電効果
出水電器のオーディオ専用電源工事をする際に取り付けたコンセント類にはベースにAcoustic Revive CB-1DBとFURUTECH GTX Wall Plateを採用しましたが、GTX Wall Plateは適応するコンセントカバーのサイズに縛りがあります。
NCFを採用した非金属のコンセントベースの内、FURUTECH 105-D NCFの保有数が一番多いのですが、GTX Wall Plateに適応しません。
1つしかないFURUTECH 105.1 NCFが唯一GTX Wall Plateに適応するもので、音質を優先するとCB-1DBのコンセントへ利用せざるを得ず、GTX Wall Plateに使えるものがなかったのですが、適合するコンセントカバーとして新しく発売されたFURUTECH 106-D Plus NCFを手に入れる機会を得ました。

上流機器に使ってみる
オーディオルームでは100Vのコンセントには主要な機器を接続しているため、このコンセントが音に直結します。プリアンプ兼ネットワークオーディオプレーヤーであるLUMIN X1を接続しているコンセントにはベースにCB-1DBを利用しており、保有する中で一番好ましい組み合わせとなる105.1 NCFを装着しています。
このコンセントカバーを106-D Plus NCFに入れ替えてみて、音の傾向が好みに合うか確認したいと思います。
上はAcoustic Revive RR-777向けに利用している中村製作所 トランス式安定化ACアダプタ RAC-012です。下はLUMIN X1向けに利用している出川式MDユニットを搭載したAcoustic Rivive absolute-POWER CORDです。
NCFの静けさと明るい音調
試聴環境は以下の通りです。
- スピーカー:Monitor Audio PL300 Ebony(Pair)
- プリアンプ兼ネットワークオーディオプレーヤー:LUMIN X1(Black)
- パワーアンプ:Hypex Nilai500DIY 500W mono kit (Pair)
- NAS:MELCO SYNCRETS DELA N1A/3-H60B-J
NCFを採用したアクセサリ類に共通する傾向ですが、スッとした無音の静けさの中から、光が灯るように楽器の音が浮かび上がってきます。各楽器音の余韻が長く豊かに感じられ、低音のインパクトはしっかりしていて芯がズシリと腹に響きつつ広がります。
FURUTECH 106-D NCFにあった金属的な響きもなく、非金属の105-D NCFや105.1 NCFと比較しても音調が明るく、微音成分がより際立ち舞台がにぎやかになったように感じます。
今まで105.1 NCFを手放せないと感じていましたが、これなら105-D NCFや105.1 NCFは手放して、106-D Plus NCFに総交換してもいいと思うくらいです。機会があれば106-D Plus NCFを追加入手できるといいですね。
105.1 NCFの行き先ですが、音質的なメリットを優先してパワーアンプが接続されているもう1つの100Vコンセントに持っていくか、金属ベースのコンセントカバーの削減を優先して適合するGTX Wall Plateを使用しているコンセントへ持っていくか悩ましい。
Her-
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