探し物
この1年くらい長期スパンでずっと探していたものがありました。ZIF接続タイプ 1.8インチPATA SSDです。何に使うかは後日また記事にしますが、メンテナンス用の部材としてこの部材が欲しかったんです。急いでいるわけでもなかったので、気長に待っていましたが、ようやく手に入りました。1年くらいかかったかなと思います。
ZIFコネクタというのはあまり耳慣れないコネクタだと思います。
このZIF接続タイプのコネクタが使われているものは最近の機器ではあまりないと思いますが、古い機器(例えば古いiPodなど)には使われていることがあり、今回ある機器を修理するにはこのZIF接続タイプのディスクが必要だったのです。
RunCore Pro IV RCP-IV-Z1832-MC
RunCore Pro IV RCP-IV-Z1832-MCという、古いMLCタイプの1.8インチSSDです。
発売は2011年9月29日のようですね、もう6年近く前になりますね。スペックから見てみましょう。
スペック
発売当時のスペックは以下のようなものです。
型番 | RCP-IV-Z1832-MC |
容量 | 32GB |
フォームファクタ | 1.8inch ZIF(MLC NAND) |
対応OS
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Windows 9X/Me/NT/XP/CE/Vista/Windows7, MAC, Linux, Unix, Solaris, Vxworks |
最大速度 | 最大読み出し速度:90MB/sec以上 最大書き込み速度:80MB/sec以上 |
MTBF | 1,500,000 hours |
使用温度範囲
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0° C 〜 70° C |
サイズ | 71mm x 54mm x 5mm |
重量 | 40g |
スペックを見る限り、対応OSが古いことからも分かると思いますが、最近のSATA接続タイプのSSDのような高速な処理(500MB/sec)は出来ません。当時のハードディスク(30MB/sec)と比べれば圧倒的に高速なんですけどね。
運よく入手できたSSD
中古品でしたが使用頻度の少ないものが入手できたので早速見てみましょう。
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