雲行きの怪しいスマートフォン買い替え
このブログで掲載する写真を撮影するために使ってきたスマートフォンSONY Xperia 5 IIもすでに購入から3年半が経過していたため、買い替えを検討していました。
自転車で外出をするようになってからは、撮影対象はAV機器だけではなくなり、お店や食事、街並みや自然の風景などを撮影する機会が増えました。そこでより遠景を美しく撮影できる光学ズームに優れたスマートフォンをターゲットに探していました。

基板不良問題で冷める購入意欲
候補に挙がっていたiPhone 16 Pro/16 Pro Max、Samsung Galaxy S25 Ultra、SONY Xperia 1 VIIの内、光学ズームの性能が頭1つ抜けていたXperia 1 VIIを候補に考えていました。しかし電源が入らなくなる不具合が見つかったことが公表され、Xperia 1 VIIの新規受注が停止になってしまいました。
原因は製造工程の温湿度管理にあったことが特定され、製造工程の見直しで不具合が解消し、交換対応が発表されました。しばらくの間交換に追われることになり、新規発注分については停止したままになってしまいました。
このことでスマートフォンの買い替えはしばらくの間棚上げになってしまい、その間に買い替えの熱も冷めてしまいました。
降って湧いた旅行の話
スマートフォンの買い替えの熱が冷めてしまったところに、とあるチケットに当選したため、避暑地へ家族で旅行に行くプランが持ち上がりました。あまり普段旅行へ積極的にはいかないのですが、どうせ旅行に行くならより高画質に撮影できるカメラが欲しくなります。
自転車のドライブレコーダーとして購入したakaso 360の購入も検討を始めたところで、Xperia 1 VIIの販売再開の知らせも入り、スマートフォンの買い替え熱が再加熱し、販売再開初日に購入することになったのです。

私が購入することにしたモデルはSIMフリーモデルのXQ-FS44-1(RAM 12GB / ROM 256GB)です。事前に「ソニーストア ラッキー抽選会」のお買い物券4000円分が入手できました。
また事前に「Xperia 1 VII 発売記念キャンペーン」のロトに挑戦。
3等の10000円相当に当選しました。
購入費用の6~7%程度が割引になるのは大きいですよね。ソニーストアでSIMフリーモデルを購入する大きな後押しになりました。
Xperia 1 VII(XQ-FS44-1)
届いたXperia 1VIIの箱ですが、非常に簡素になりました。初代の頃からXperiaシリーズの製品箱は紙製でしたが、以前は化粧箱が使われていたと思います。
とはいえ製品が輸送中に壊れないようにクッションになるように設計された箱で、空洞によって製品を包むような構造になっています。
製品に入っているのは取扱説明書と保証書のみとシンプルな構成。
ディスプレイの縁は非常に薄いですが、6.5インチは大きいですね。上部には24mmのフロントカメラがあります。
リアには3つのカメラがあり、上から超広角16mm、広角24mm、48mm、望遠85-170mmとなっています。今回私が購入した理由がこの望遠レンズですね。
右側面には上部からボリュームボタン(+/-)、電源ボタン(指紋認証兼用)、シャッターボタンがあります。
左側面には特に何もありません。
底面にはUSB Type-C端子(充電兼用)とSIM/microSDカードスロットがあります。
上面にはオーディオジャックがあります。カメラが大きく飛び出しているのがわかりますね。レンズをすってしまいそうで怖いので、あとでフィルムを貼る予定です。
従来から使ってきたXperia 5iiとの比較です。(左Xperia 1VII/右Xperia 5ii)
一回りどころか二回りくらい大きいですね。自転車に乗っているとポケットから落としそう。個人的には前ポケットに入れるには大きすぎるのでもう少し小さい方が好ましいです。スマートフォンの大画面化には反対です。特にSONY製品は世界最小、最軽量を売りにしているのが好きで購入していたので魅力を感じません。
データ移行
3年半前のXperia 5iiへのデータ移行は結構面倒でした。Xperia Transferを利用しましたが、一部のデータがちゃんと引き継がれなくて、ドコモのツールを併用した記憶があります。最近はAndroidが共通のデータ移行ツールを用意してくれるようになったようです。
以降が必要だったデータの容量は以下のようなものです。システムは部分的でしょうけど、画像とアプリは多いですね。
- 画像:56GB
- アプリ:34GB
- システム:27GB
- ドキュメントその他:1.3GB
- 音声:265MB
- ゲーム:138MB
- 動画:124MB
起動してから端末を無線LANに接続して、移行元ととなるスマートフォンに表示されたQRコードを読み取るなどして、手順に沿って移行すると1時間程度でデータのコピーは完了しました。以前よりは楽になった印象です。
一番時間がかかるのは各アプリの移行です。各アプリの設定も半分くらいは自動的に引き継いでくれましたが、アプリによっては個別に移行が必要でした。
LINEも旧スマホから順番に設定を行う必要がありますし、各種飲食店のアプリなどはログインをし直す必要があるものもあったので、一部パスワードを忘れてしまったりしていて苦戦しました。一部アプリ(ノジマのモバイルアプリ)はログインできない症状があったので保留していますが、数時間かけてやっと95%程度の移行が完了しました。
日本通信のSIMの場合APN設定が必要
ちょっと外出した時に地図アプリを使ってみると、うまく地図を読み込まない症状が出ていました。どうやら私が利用している格安SIMの日本通信はAPN設定が個別に必要だったようで、移行ツールでは引き継がれていませんでした。
改めて以下のAPN設定をXperia 1VIIに行ったところ無事接続できるようになりました。
設定項目名 | 設定値 |
---|---|
名前 | NihonTsushin (分かりやすい任意の名前) |
APN | dm.jplat.net (ディーエム ドット ジェイピーエルエーティー ドット エヌイーティー) |
ユーザー名 | jci@jci |
パスワード | jci |
認証タイプ | PAPまたはCHAP (認証タイプの項目がある場合にのみ設定してください) |
大手通信会社の場合はデフォルトで設定が入っていると思いますので、こういうトラブルはあまりないと思うのですが、格安SIMはちょっと落とし穴になりますね。
だいたい初日に落とす
私は携帯電話を持ち始めた頃から、新機種に買い替えるとだいたい初日か次の日には一回派手に落とすんですよね。だから初日から保護ケースと保護フィルムを必ずつけるようにしているんですが、ちょっと急だったのでXperia 1VIIが届いた日にはまだ入手出来ていなくて、傷つけてしまうのではないかと戦々恐々としています。
カメラの比較くらいはしてみたいと思うので、使い心地についてはまた気が向いたら書こうと思っています。
Her-
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