動作はカクカク
上記のような有機ELテレビの光のレンジの狭さは現状のパネルではどのメーカーもさほど差は出ませんが、動作に関してはスペックの差を感じますね。上記のYoutubeの動作が再生中でもバッファ不足で動画の再生がカクついてしまって、見ていてストレスを感じました。
また、メニュー画面ではREGZAはところどころに動画再生のコマーシャルのようなものが出てくることがあります。これも各操作を妨げていて、ボタンを押してからのリアクションが悪く、メニュー操作中は常ににストレスを感じます。
そういった動画の再生中のカクツキや操作中のストレスは、前述のBRAVIAでは感じませんので、コストカットによるスペック不足、もしくはプログラムに余計なプロセスが多い感じがします。大人の事情はあると思いますが、インターフェースはシンプルにするのが望ましいでしょう。
画質はもちろんテレビにとって重要な売りではありますが、動画視聴中やメニュー操作中にストレスを感じるようなソフトウェアと、スペック不足は他社製テレビへの乗り換えを検討する重要な要素ですから、価格を上げてでも動作は快適にした方がいいと思います。
印刷方式に期待したいが
プラズマテレビも液晶テレビに比して画質が良いといわれながらも市場から姿を消しました。有機ELテレビは普及してきたとはいえ、LGのようなカラーフィルタが他の有機ELテレビはどうしても光量のロスが大きいので、明るさや消費電力、まだ液晶テレビにアドバンテージがある部分が多くあります。
スペックで同等以上でかなり近い価格を実現できなければ、プラズマテレビと同じ末路をたどるかもしれません。JOLEDのような印刷方式の有機ELテレビが低コストで生産できるようになることを期待したところですね。
しかしJOLEDの株主であるジャパンディスプレイの不正会計や利益の水増しなど、企業として末期状態に見えるので、存続できるのか非常に不安ですが、ぜひ一度ジャパンディスプレイの有機ELディスプレイを搭載したモニターは使ってみたいですね。
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