こだわり抜いた回路設計、歪みとノイズを抑制したサウンドを実現
音響回路設計においても、テクニクスならではのチューニングを具現化。電解コンデンサをはじめとするオーディオ専用の高音質部品を採用し、一般的なオーディオ信号処理における劣化、歪みやノイズを低減する徹底的な音質改善に取り組んでいます。また、壁掛け設置にも最適化された音質設定も搭載。一般的なテレビボードによる設置だけでなく、これまでにない薄型・軽量の有機ELテレビだからこそニーズが高まる設置・視聴環境に合わせて、「Tuned by Technics」の名にふさわしい上質なサウンドを存分にお愉しみいただけます。
サウンドステージを高めるスピーカーシステム
ツイーターを左右最外部に配置することにより、大画面にふさわしいワイドなステレオ感、スケール感のある音像に。高音質フィルムコンデンサにより、聴感での滑らかさ、クリアで自然な高音を実現しています。
また、スコーカーをはじめとする各音域のスピーカーはシステム毎に区切られているため、スピーカー間の干渉を低減し、音の明瞭度も向上。さらに、すべてのスピーカーユニットにおいて、強力な磁力を持つネオジウム磁石を採用し、小型ながら力強く、伸びのあるサウンドを実現しています。
8連ユニットからなる40Wウーハーシステム
限られたスペースの中で、いかにダイナミックな低音をかなえられるか。その挑戦が左右4つ、計8個のユニットからなるこだわりの40Wウーハーシステムです。
ネオジウム磁石を採用した独自の薄型構造により、出力可能な低音域の幅を拡大。さらに、スピーカー内部に吸音材を設けることにより、クリアな低音を実現しています。音楽や映画など大画面映像と一体化して臨場感を高める迫力のあるサウンドを再現します。
歪みを抑え、低音を増幅するクアッド・パッシブラジエーター採用
ウーハーシステムの低音域において、さらに重低音を強化するためにパッシブラジエーターを採用。左右対照に配置し、ウーハーの振動に合わせて共振することで、低音域を増幅します。また、重低音の振動がテレビ本体に影響を与えると不要なノイズの原因ともなるため、パッシブラジエーターは前後にも対向配置し、重低音を強化しながらもスピーカーボックスの不要な振動を打ち消し、歪みを低減した高音質再生を実現しています。
音質面 注目するポイント
音質面ではPanasonicの音響ブランド「Technics」の技術を盛り込んだことが注目のポイントですが、テレビの大型化によって大迫力かする一方で、テレビの薄型化によってスピーカーの設置条件は限られてしまい、その制約の中でいかに大画面テレビと一体化した迫力ある音響を実現できるのか、と言うのは各社大きな課題になっています。
薄型テレビのスピーカーは径が小さいこともあり、出てくる音が小さくまとまってしまいスケールが小さくなりがちですが、重低音の強化でそのスケールを小さく感じさせないまとまりを作れているのかは試聴したいポイントでもあります。
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