内なる声を無視した代償
元々自分自身にも鞭を打ち続けて書いて無理をしていたところに、他者からの「期待」がモチベーションから大きなプレッシャーに変わって圧し掛かって眠れなくなったり、原因不明の食欲不振で痩せてしまったりして、それを抱え込んで医者にも誰にも相談することもできないまま悪化させていったのです。
ある時、何かがプツンと切れて糸の切れた人形のようになって体が言うことを利かなくなり、これはもう自分の力ではどうにも解決できるレベルじゃないと、腹をくくって病院で検査を受けたら案の定悪い結果が出るわで、その時点で仕事も、ブログも、頂いていた期待も何もかも全部放り出して治療をせざるを得ませんでした。
そのことはごく一部の人にしか明かさず、表面上は取り繕ってブログの更新は無理やり続けていましたが、水面下で動いていることは、とにかく心苦しさを感じつつ全部お断りしなくてはいけなかったのは本当に無念でした。今でも申し訳なかったなと思っています。
今思えば、周囲の期待に応えたい、応えようという気持ちだけで進んでしまい、自分自身の体が発する悲鳴に耳を塞いで無視しまったことが最悪の結果になりかけたわけですが、自己管理もできず、自分自身の準備ができていない状態で、無責任に何でもかんでも受けるべきではなかったのでしょうね。とにかく自分のキャパシティを超えて受け入れすぎてしまったのです。
それでもブログを続けたのは
本当に何もせずに休むべきというのが、医者の診断ではありましたが、そんな状態でもブログを無理やり継続したのは、倒れてしまわないように寄りかかる杖のようなものが必要だったのかもしれません。
私が文章を書くのは、鳥が空を飛ぶのと同じようなもの、それをやめてしまって完全に立ち止まってしまったら死んだも同然です。そうなれば再び動き出すことは本当に困難ですし、それが一番怖かったのかもしれません。もしあの時ブログの更新を1日でも止めていたら、今ブログは更新が停止したまま打ち捨てられ、私のリハビリも進まず仕事にも復帰していなかったでしょう。
幸い家族の支えもあってリハビリが思ったよりも早く進み、今は仕事に行きながらブログも日々書くことができる状態に戻っていますが、また同じことを繰り返さないためにも、自分にできることとそうでないことはしっかり取捨選択していかなくてはいけないなと思っています。それは2019年の抱負にでも書くことにしましょう。
体調を崩したことによって、多大なるご心配ご迷惑をおかけした皆様にお詫び申し上げるとともに、ご愛顧いただいた読者の方、ご支援いただいた皆様には多大なる感謝を申し上げます。2018年も1年間ありがとうございました。良いお年をお迎えください。
Her-
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