出演者
今回、ふれあい音楽会に出演された方は東京音楽大学を卒業され、前途有望な若手お三方です。和の空間にオペラ?と言う感じですが、なかなか面白い。お寺の御本堂にドレス姿は違和感ありありですが、後ろが派手なのでこのくらいインパクトは必要ですね。プロフィールをパンフレットから引用させていただきます。
寺島 優貴さん:ソプラノ
東京都出身。東京音楽大学卒業。同大学院 音楽研究科 声楽専攻卒業。
5歳よりピアノ、9歳よりバイオリンを始め、高校在学時に声楽を志す。2015年奨学金を獲てウィーン国立音楽大学 マスタークラスに参加。ディプロマを取得。2017年短期イタリアで研修を積む。これまでに、故根津たみ子、福島明也、川上洋司、横山恵子の各氏に師事。
澤地 豪さん:バリトン
東京音楽大学卒業。在学中特待生奨学金が授与される。オペラでは「ドン・ジョヴァンニ」タイトルロール、「フィガロの結婚」アルマヴィーヴァ伯爵、「ラ・ボエーム」ショナール等を演じる。サントリーホール オペラ・アカデミー第3期プリマヴェーラ・コース修了。BS-TBS「日本名曲アルバム」にサンシャインシンガーズとして出演中。
吉岡 佑弥さん:ピアノ
京都市立京都堀川音楽高等学校出身。卒業時に実技優秀者として京都市教育委員会より表彰される。2011年ヤマハヤングピアニストコンサートコンサート金賞。2012年長江杯国際コンクール第二位。同年日本クラシック音楽コンクール第三位。2013年板橋区クラシックコンサート音楽オーディション最優秀賞。およびロビーコンサートを開催。2016年横浜国際コンクール第五位。
これまでピアノソロを福井 尚子、川島 基、伴奏を御邉 典一、広瀬 宣行、室内楽を竹中 勇人の各氏に師事。東京音楽大学大学院伴奏科卒業。
お三方ともインターネット上の情報が少なく、まだまだ露出が少ないようです。この記事もささやかながらこれから情報が増えていく一助になれれば嬉しいです。
曲目
背後の観音様に見守られつつ、寺島さんが冒頭にご挨拶をなされて、魅力的な笑顔に引き込まれて始まりましたが、聴衆にはシニア世代が多いと言うこともあり、冒頭の選曲は渋めでしたが、後半はオペラ中心と言う感じです。
曲目は以下のような感じだったと思います。(間違ってたらごめんなさい。)
- 荒城の月~Vo 澤地、Pf 吉岡~
- この道~Vo 寺島、Pf 吉岡~
- くちなし~Vo 寺島、Pf 吉岡~
- 夏の思い出(聴衆と合唱)~Vo 寺島&澤地、Pf 吉岡~
- 忘れな草~Vo 澤地、Pf 吉岡~
- オンブラマイフ~Vo 寺島、Pf 吉岡~
- エロディアードより、儚い幻影(“Vision fugitive)~Vo 澤地、Pf 吉岡~
- O Mio Babbino Caro~Vo 寺島、Pf 吉岡~
- 魔笛より、パパパの二重唱~Vo 寺島&澤地、Pf 吉岡~
- 川の流れのように~Vo 寺島&澤地、Pf 吉岡~
- アンコール
柔らかでかつパワフルな歌声とコミカルな演技の澤地さん、小柄な可愛らしい見た目からは想像できないエネルギッシュかつ伸びやかに広がる歌声の寺島さん、そして今回は脇役に徹していらっしゃいましたが、表情豊かにエレクトーン(ピアノで聞きたかった)を弾く吉岡さんと、10曲+αを間近で楽しませていただきました。
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