少し前の写真ですが、現在のフロントスピーカーは平行法で設置されています。
以前はフロントスピーカーは、下の写真のようにもう少し左右の間隔が広くやや内振りになっていましたがラックレイアウトを縦型から横型に変更した際に、平行法に変更してスピーカー間隔をテレビの横幅に合わせて狭くしました。
しかし、サラウンドスピーカーに関しては微調整を除いて、マルチチャンネル化して以降、一度も大きく変更しておらず、プロジェクタがある頃からこの状態です。
そしてその図の通り、ITU-Rガイドラインが規定する正面を0度として100度~120度の範囲には収まっていませんし、スピーカーの角度は本来の角度に比べれば、かなり外に開いています。これはフロントの座席3席の左右にも音を広げる意図がありました。
建築当初の計画
前回にも書きましたが、12年前にこの部屋を作った時に想定していたスピーカーレイアウトは、部屋を横向きに使ったレイアウトで、ITU-Rガイドラインに沿ったレイアウトにする予定でした。
しかしステレオ再生時の音の反射お考えると背面の壁が近すぎて定在波のような唸りが出ていたので、ステレオ再生時の音を改善するために現在の縦向きに使うレイアウトに変わっています。部屋がもっと広ければ横向きに使うレイアウトの方がいいんですけどね。
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