画質について
たまたまBS4K NHKで4K版のダークナイトが放送されていたので見てみました。写真なので実際の観た映像よりわかりにくいと思いますが、黒の階調表現は思っていたよりも良くて、黒い服の質感の違い、例えば布製の服のマットな感じや土ぼこりがついて白くなった裾が汚れている様子、革製の靴の光沢感などはわかりやすいです。
実際にYoutubeの4K/HDR(60p)の動画を流して確認してみました。まずは動物やコケのきめ細やかな精細感とそれに伴って生まれる立体感がとてもよいですね。
海岸に太陽が沈んでいくシーンでは、空の複雑な色彩のグラデーションが細やかに鮮やかに描かれ、HDRの効果によって太陽の眩さがはっきり伝わってきつつ、手前の岩礁の影は暗いところまで描かれています。この明暗の描き分けは直下型バックライトの恩恵でしょうね。
日が沈むと手前の岩礁はより階調表現を増して、暗い中でも岩のごつごつ感が伝わってきます。
こうした暗い影の部分がハッキリある映像では、私が期待していた以上の画質でした。素直にきれいな風景だなぁと見入ってしまいます。ただ少し気になる点があります。
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