局所的な対策より根幹から対策を打つ方がコスパは高い
私も長年電線病と呼ばれる電源アクセサリを投入する無限ループにハマっていますが、この工事を終えて、電源アクセサリのパフォーマンスをもっと引き出せたはずなのにと、ポテンシャルを発揮しきれていなかったことに気づかされています。
例えば、高価な電源ケーブルを購入することで、プレーヤーやアンプのパフォーマンスを10%向上させることもできるとしても、システム全体から見れば1~2%の向上にしかなりませんし、基幹となる電源環境が悪ければ、そのパフォーマンスの向上は限定的です。
電源ケーブルやアクセサリを機器の台数分、次々と購入して50万や100万円になってしまうなら、その前に出水電器さんにお願いしてオーディオ専用電源工事をしてもらえば、工事の内容にこだわることで全体を5%、10%、15%…と引き上げることができ、これまで投入してきたアクセサリとの相乗効果も出るのでコストパフォーマンスは明らかにいいでしょう。
そして、このオーディオ専用電源工事をしておけば、これまで投入してきた電源ケーブルなども、従来より高いパフォーマンスを発揮してくれるでしょうし、電源アクセサリの種類によっては一部は必要がなくなり、売却することもできるでしょう。
マイ電柱はなくとも圧倒的な差
今回マイ電柱などは建てられるほど予算を割くことができませんでしたし、幹線も思っていたより細かったのも誤算ではあり、まだ伸びしろはあるものの、2011年に行った安全ブレーカーの独占、壁内配線をオーディオグレード電源ケーブルで敷設する電源工事は、根元の電源ケーブルをいいケーブルに変えたくらいの効果でしかなかったことに気づかされました。
工事の見積もり時に、第二分電盤を独占利用したとしても、島元社長の考えるオーディオ専用電源の5%くらいの効果しか見込めないとやんわり一蹴されたことを思い出しますが、まさにその通りで2011年の工事は今回のオーディオ専用電源工事と比較して費用対効果が非常に低い似非オーディオ電源工事と言わざるを得なかったことが、工事を終えてよくわかりました。
壁コンセントはお気に入りのFURUTECH GTX-D NCF(R)にほぼそろえることができましたし、コンセントカバーは少し気になるところもありますが、コンセントはしばらく交換する必要はないでしょうから、電線病も快方に向かうことを祈ります。
コンセントからの供給の仕方は今後少し変える必要があると思っていて、すでに頭の中にはプランも大体固まっていますので、しばらくしたら変更する予定です。長く続いた出水電器によるオーディオ専用電源工事のレビューもこれにておしまい。
Her-
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