スケールの違い
Helicon 800は見た目もHelicon 400より大きいですが、音も明らかにHelicon400のときより音量が大きく感じられ、音のセパレーションの良さから来る音数の多さに、やわらかく広がる余韻が、音の奥行きと空間の広がりを表現してくれます。
Helicon 400ではどこか物足りなかった中音域の存在感があり、力強く音圧を感じる低音に押される皮膚の感覚、切れと艶がありつつ柔らかい高音で、ピアノのタッチの強弱のメリハリ、バイオリンの切れが耳をくすぐります。ボーカルは中央にくっきりと定位しぞくっと来るような実在感があります。
Helicon 400とHelicon 800は見た目も音の傾向も似てはいますが、実際にステレオで聴き比べると、明らかにスケール感が異なり、特に音のセパレーションの良さが様々な違いを浮き彫りにします。
懐かしいけどぜんぜん違う
若かりし頃?によくHelicon 800を2組も購入したなぁと、今でもその散財っぷりに引いてしまいますが、最初の1組であるHelicon 800を導入した当時は以下のようなシステムで聴いていたんですよね。
- スピーカー:DALI Helicon 800
- プリメインアンプ:DENON PMA-SA11
- ユニバーサルプレーヤー:DENON DVD-A1XVA
当時とは全く違う音に仕上がっていますが、こうして振り返ってみるといろいろ迷ってあれこれ散財した挙句、何となく最初の頃の機器の構成と似ていて、原点回帰のような感覚があるのが不思議です。DENONとDALIの音が好きなんですかね?
オーディオルームに必要なシステムの骨格はこれで決まったので、あとは電源周りやケーブルなどのアクセサリを整備して詰めていくことにしましょうか。ここまでくるのにスピーカー何組買っただろう?激変の1年だったなぁ。
Her-
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