6年ぶりのTIAS
今年は東京インターナショナルオーディオショウ(TIAS)が、2025年10月17日~19日に開催されている。最後に参加したのは2019年で、コロナウィルスの感染拡大以降は参加していませんでした。体調を崩していたこともあるし、1日歩くと結構疲れるので仕事の合間の休日は休息優先で参加は見送っていました。

その体調不良が重なって2024年には手術を受けることになってしまいましたが、命を落としかねない経験をして、人生の価値観も大きく変わり、消費することに興味をなくしてしまったので、新製品の情報を追うこともせず、新しくオーディオ機器を購入することもなく過ごしています。
オーディオのニュースもほとんど見ていませんが、1ヶ月ほど前にTIAS2025の情報を見かけて「体調が良ければ行ってみるか」くらいの気持ちで事前登録をしてありました。体調も悪くなかったし時間もあったので散歩がてら、金曜日なら土日よりは人が少ないかなと考えて、午前中から参加してみることにしました。
TIAS2025
到着したのは10時を5分ほど過ぎていたと思うんですが、4列にぎっしり人が並んでいて驚きました。多分100人入ると思いますが、すでに入場した人もたくさんいると思うので、人込みを避けられると思ったのは甘かったですね。
会場は金曜日でもかなり人が入っている印象ですが、6年前に比べてもアジア系外国人が増えている印象を受けます。若者がいるな、カップルがいるなと思って話している声を聴くと、ほぼ中国語に聞こえました。
日本人でも若者多少はいましたが、私より年配の人が多くを占めていて、日本のオーディオ業界の未来が明るくはないなと思います。
昭和は所有、令和は他者からの支持
オーディオ機器を置くスペース、近隣への音への配慮、日本という国の経済状況を考えると、若い人が大きなオーディオ機器を置くことはおろか、レコードやCDを大量に保管する場所なんて確保するのは難しい。サブスクとイヤフォンが中心になるのも致し方ないですが、価値観が大きく変わっているというのもあると思います。
私より上の世代の方々は、物を所有することに価値を置いて、自慢しあう文化があるように見えます。一方若者が誇るものはSNSのフォロワーのような、つながっている人の数なので、マウントの取り合い方が異なるんですよね。
例え高価な機器やソフトを所有していても、映えなければ意味がフォロワーは増えない、他者からの支持が得られなければ価値がない。
物欲に支配された人生も、人の評価ばかり気にして生きる人生も幸せだとは思いませんので、どちらにも興味はないのですが、商売として考えた時に、ただ四角くてデザイン性のない、でかくて重いものはこの先の若者に支持されないと思います。部屋においても映えないオーディオ機器はこの先買ってくれる人がいなくなるのは目に見えています。今だに昭和世代を相手に商売をしているオーディオメーカーは統合と淘汰を繰り返して消えていくことでしょう。
写真を公開
暗いオーディオ業界の未来の話は置いておいて、ぶらぶら東京国際フォーラムの中を散歩してきた写真をコメントはほどほどにして公開できる写真をずらーっと公開していくつもりです。ちなみに写真は全てXperia 1 VIIで撮影しています。
客入りが多すぎて機器に近づけなかったものは光学ズームを最大(7.1倍)にして撮影していますので、多少解像感に欠けるものもあると思いますが、雰囲気だけでも伝わればないよりはいいですよね。
ひょっとしたらお知り合いの方にお会いしていたかもしれませんが、あまり人を見ていなかったので、無視していたらごめんなさい。
Her-
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