ナスダック100トリプル_ヘッジャー
そして含み損拡大の大きな要因となっているのは、「ナスダック100トリプル_ヘッジャー」の地合いの悪化です。2021年8月は後半にかけて上昇相場となり、その文大きな利益につながりましたが、9月に入ると一転相場は徐々に下降気味になりました。
9月半ばにはアメリカFRBの早期利上げの懸念や、350兆元にわたるの負債を抱えて債務不履行の危機に追い込まれている、中国2位の不動産開発会社恒大集団を初めとする不動産投資市場の悪化懸念が原因で、市場全体が大幅に下落しているようで、日本の株式市場も9月最後の1週間で大幅に下落し3万円を割り込んでいます。
相場上昇の恩恵を受けていない一般人からすると、好景気と言える状況ではない中での日経平均の3万円という数字は、個人的にはちょっと高すぎると感じていると半年以上前から書いていると思いますが、コロナ禍における世界的な規模の金融緩和の後には、金融ショックが来るのではないかと思っています。
おそらく含み損は拡大する
素人目線で見ても、大きな企業の破綻は金融市場にショックを与えます。第二、第三の恒大集団も出てくるでしょうし、不動産企業の連鎖倒産は他の業種に波及し、すでにコロナ禍でダメージを追っている企業に追い打ちをかけるでしょう。
世界的にみてもサプライチェーンは中国に依存が強いので、中国の経済状況の悪化は世界に波及するでしょうし、予期していなかった企業の連鎖倒産も起こるかもしれません。中国株式市場に投資している企業は損失を被るでしょううから無関係とは言えません。リーマンショックほどの大きなダメージにはならないかもしれませんが中期的にみてポジティブには見えません。
これは素人の個人的な感想ですが、コロナ禍のように世界的に大規模な金融緩和を行われると、世界的に金余りの状態になるので、質の悪い資産への投資が進みます。質の悪い資産というのは平時には問題になりませんが、こういった大きな企業の倒産によって一気に表面化することもしばしばあるので個人的には警戒しています。
中国市場が荒れれば、世界的に市場が乱高下すると思うので、おそらくETFの自動売買もしばらく損失が膨らんでいくと見込んでいます。今以上に下がれば損失の確定も発生するでしょうから、来月以降損失も増えるかもしれません。
ETFに関しては、余剰資金で運用しているので、損失が拡大しても痛くありませんし、売買はお任せにして見守ることにしましょう。もちろんETFの自動売買による損失が膨らむのは好ましくありませんが、むしろ下げた後は参入するいいタイミングになりますし、追加で資金を投入するのもありですから、このタイミングで口座を作るのもいいかもしれません。
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