2024/10/19不定期ですが更新を再開します

SONY Atmos/DTS:X対応AVアンプ STR-DN1080発表、実際に聞いてきた

8K/4K/HDR&DolbyAtmos

思わぬサプライズ

説明員の方に体験させてもらっていると、後ろから女性スタッフが何か後ろで話しているのが聞こえて、後ろを見ると、今回のAVアンプ設計を手がける渡辺忠敏氏がメディア対応の後に残っていらして、なんと説明員と一緒にAVアンプのポイントについて説明していただけることになるという幸運に恵まれました。

ホームシアター 4K/HDR 有機ELテレビ OLED BRAVIA A1 KJ-65A1 KJ-55A1 GINZA PLACE SONY ショウルーム ソニーストア 4K UHD Blu-rayプレーヤー UBP-X800 Atmos/DTS X対応AVアンプ STR-DN1080 レビュー 体験 音質

写真はIT Media(http://image.itmedia.co.jp)より引用

事前情報も持っておらず、設計者の方にお会いできるは全く考えてもいなかったので、何を聞いたらいいかもわからずに受身で聞いていることしかできませんでしたが、最初に説明されたのはスピーカーリロケーションファントム・サラウンドバックの効用についてでした。

Dolbyデモディスク「Leaf」で新機能を体験

Dolbyのデモディスクから「Leaf」という動画を使っての説明となりましたが、このデモディスクを体験されたことなら分かると思いますが、この「Leaf」という素材は、森の中に響く鳥の鳴き声、風の音などの環境音の中で一枚の葉が枝から離れ、、葉がくるくると各スピーカーをめぐるように落ちていく様子が描かれています。

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まずはこれをDolby TrueHDモードで5.1chで試聴します。「Leaf」が描く音の軌跡は、主に5つのスピーカーの間をめぐり、多少の上下方向の変化は感じられるものの、平面的な円を描くように落ちていきました。

これをDolby Atmosで再生すると、「Leaf」が描く音の軌跡は、平面的な表現から上下方向への拡張が感じられ、螺旋を描いて落ちていく様子をうかがうことができます。

そしてこれをファントム・サラウンドバックをONにして、聞いてみると、リアスピーカーの間にサラウンドバックスピーカーが存在し、音の発信源がそこにあるかのような存在感を感じることができ、後ろを回る葉の音、吹いてくる突風の音などが後ろからと言うより、後部斜め上方から突風が吹いてくる様子を感じることができます。

ファントム・サラウンドバックを有効にすることによって、あたかもリアスピーカーとサラウンドバックスピーカーが連動するような感覚と、トップミドルスピーカーとサラウンドバックスピーカーの間の音のつながりが良くなるような印象を受け、ファントム・サラウンドバックをOFFにしたときには後部斜め上方の音が鳴かぬ消しているように感じられます。

次に映画エベレストの1シーンを見せていただきました。

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