I3C
2013年6月にSHARP LC-70UD1/LC-60UD1が発売されたことを覚えていらっしゃる方もいると思いますが、このテレビはアイキューブド研究所の光クリエーション技術が使われていたコラボレーションモデルでした。
「ICC PURIOS」によって画面全体の輝度を統一し、ユニフォーミティを高めたテレビで画面の端まで均一な明るさに調整された4Kテレビを、当時私も店頭で見た記憶がありますが、4K解像度もさることながら、自然に近い色合いと、画面の明るさが均一であることによって、当時まだHDR技術が搭載されたモデルではないにもかかわらず、現実と錯覚し、まるでそこに窓があるかのような印象を受けたことを強く覚えています。
今でこそHDRで眩い光を再現できるようになり、従来のSDRの映像に比べれば現実の視認に近い光の刺激を受けられるようになりつつありますが、当時のテレビの制限の中で人間が景色としてみたときの光刺激を得ることができるように映像を再構成して、映像の奥行き感や質感を再現する技術だったと記憶しています。
I3C技術の一般ユーザー向け技術デモ
そんなアイキューブド研究所からCES2018に出展された「I3C(アイキューブドシー)技術」を応用した試作UrtraHD Blu-rayプレーヤーが一般ユーザーに技術デモを公開するというニュースが流れました。
アイキューブド研究所HP(“http://www.i-cubed.co.jp/”)の情報を抜粋すると以下のようになっています。
S-Vision 技術デモのご案内
I3研究所(アイキューブド研究所)株式会社は、 2017年3月29日に発表を行ったI3C技術を応用した、 S-Visionの効果を実証するために UHD BDプレーヤーの実験機を試作しました。
この実験機を今年1月に開催されたCES2018に出展したところ、 おかげさまで日本国内での視聴希望が寄せられていますので、 S-Visionの効果を一般の皆様に体感いただくことを目的に、 以下の概要にて技術デモをご案内させていただきます。
- 開催日時:2018年3月4日(日)午後2時開始予定
- 開催場所:アイキューブド研究所内デモスペース
(所在 : 東京都世田谷区用賀4-10-1世田谷ビジネススクエア26階)
(東急田園都市線用賀駅直結 徒歩3分) - 参加:若干10名(先着順)
- お申込方法:指定メールアドレスへ氏名・連絡先メールアドレスを送信
※事前のお申込のないと入場できず、同業他社の方の参加は不可との事です。
試作機とはいえ、以前の「ICC PURIOS」の体験を思うと実際に見てみたい…。
光景を全て作り変える
I3C技術はアイキューブド研究所の開発してきた映像技術を投入した「統合光景創造技術」と呼ばれる技術で、「光景を全て作り変える」ことができるそうです。
いわゆる現在の4K/HDR映像でもハイエンド機の映像は、息を飲むほどの高画質ですが、それとどう違うのか、ぜひ見てみたいと思い、一般ユーザー向けデモに申し込んでみることにしましたがすでに深夜でしたので、間に合わないかもしれません。
さて、当日実際に目にすることができるでしょうか…?
Her-
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