その中でも印象に残ったのはスピーカーELECTRO VOICE ARISTOCRAT 2から出てくる音で、ヴィンテージオーディオなので、劣化などもあってもっともっさりとした音が出てくるかと思いましたが、私の家の音の傾向に良く似ているなぁと言う印象を持ちました。
(写真は当日の配置と違いましたが…。)
- スピーカー：ELECTRO VOICE ARISTOCRAT 2
- プリメインアンプ：YAMAHA A-S3000
- SACDプレーヤー/トランスポート：YAMAHA CD-S3000
- ネットオーディオプレーヤー：PIONEER N-50
古いスピーカーに思い入れも全くありませんし、ユニットも機材の構成も我が家のシステムとは全く違いますが、単純に音だけを聞くと、切れの良い足や腹に響くような心地よい低音が出ているにもかかわらず、ビビリなどがないので、音が濁らず、中高音、特にボーカルの音を邪魔しないように低音の引きが速く、音像がはっきりしていて定位が決まっている上に、高音の余韻がきれいに残る印象を持ちました。
スピーカー自体の大きさの違いもあるので、やや我が家と比較して、レンジは狭いんですが、定位はピシッと決まっていてこちらが上、女性ボーカルの声のあたりになだらかな山というよりは丘？の頂点があり、誇張したところが少なくすごく素直な音という印象です。
楽器や人から、音が出て、反射して、定位して、その音からどういう位置に何があってというのを、リスニングポイントで定点観測して、全体を見渡すような、チョット言葉で説明するのは難しいんですが、頭に描くイメージが似ているような印象を受けました。
この音は偏った音が好みの人には物足りないかもしれません…、味の薄い料理にしょうゆやソースをかけたくなるみたいな衝動に駆られる人はいるかもしれないなと思います。私はこういう薄味に見えるけどバランスよくとれている音は好きです。下手なアイテムを付け加えてこの音を崩して欲しくないなと思います。
滞在は一時間程度だったでしょうか？Kさんの帰りの時間を考えて早めに解散となりました。
最後に…
我が家のシステムは直前まで低音過多で悩んでいましたが、ラックの配置換えなどの甲斐があり音の調整が間に合って、以前のオフ会よりはバランスが取れていたのではないかと思います。
私の家のシステムの音がどうとか、映像がどうとかという話はどうでも良いのですが、お二人が次々と自分の持ち込まれた楽曲や映像をひっかえとっかえ嬉々として楽しそうに遊んでいらっしゃったのがとても嬉しかったです。
3人の熱気で部屋が暑くなり、2月で外はまだ寒いというのに部屋にクーラーを入れました…。遊びに夢中になってアイテムの引渡しを忘れそうになりましたが、途中で思い出してお渡しすることができました。引き取っていただきありがとうございました。
予定外の相互オフ会となりまして、13時から22時まで、約9時間もあっという間の時間でした。
Her-
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