スピーカー探しに難航
シアタールームの音のつながりを維持することを前提に、オーディオルームにメインスピーカーとして使えそうなスピーカーとして、型落ちでも構わないのでペア100万円クラスのハイエンドスピーカーを中古品で導入することを考えつつ、PlanAに当てはまるいい出物があればいいなと思ってしばらくショップやオークションなどを探していました。
候補はDALIを筆頭にいろいろあり、購入直前までいったものだけでも以下のようなスピーカーがあります。
- DALI EPICON 6
- DALI Helicon 800 MkII
- Sonus faber Cremona M
- B&W 802 Diamond
- FAL Supreme C90EXW
- Monitor Audio PL-300 or PL-300 II
- DYNAUDIO Confidence C4
- Vienna Acoustics BEETHVEN Concert Grand
- FOCAL SCALA UTOPIA
- TAD Reference ONE
802 Diamond、Cremona Mなどは最新シリーズよりも音の傾向が好きというのもあって、あえて古いものを探していましたし、いくつかの候補は重量の関係で部屋まで運ぶのにハードルが高くて断念したものもあります。
その他思い出せないくらい候補にあがり、中でもEPICON 6とSupreme C90EXWは送料の見積もりまで取って、導入する気満々でしたがなかなか価格の折り合いがつかず購入できませんでした。
一番低コストなプラン
これらのプランの中でおそらく一番低コストで実現できるであろうと考えていたのは、シアタールームのリアスピーカーを下位モデルであるDALI Helicon 400に入れ替えることです。
本ブログを開設したころの記事で少し触れたかもしれませんが、当初のシアタールームの計画では、Helicon 800をフロントスピーカーとして、Helicon 400をサラウンドスピーカーとして、サブウーファーにHelcion S600という4.1chシステムを構築する予定でした。
ところが、Helicon 400を購入しようとショップに出向くと、ちょうど後継機となるMkIIシリーズに入れ替わり始めたところで、もう新品のHelicon 400の在庫は代理店にもなく傷のついた展示品しかないといわれてしまいました。
当時は中古品という時点で選択肢には入りませんでしたし、後継機であるDALI Helicon 400 MkIIは、微妙に塗装や造りなどが異なり、改良がなされていることから音色の違いが出ないか心配がありました。
そこで統一感を優先して、まだ在庫のあったHelcion 800を導入したという経緯があります。
Helcion 800とHelicon 400の主な仕様比較
Helicon 800とHelicon 400の仕様の違いを見てみましょう。
\ | Helicon 400 | Helicon 800 |
---|---|---|
ユニット構成 | 4Way 4Speaker 低音域:165mm×2 ※中音域は低音域と共用 高音域:25mmドーム/10×55mmリボン |
4Way 5Speaker 低音域:200mmコーン型×2 中音域:165mmコーン型 高音域:25mmドーム/10×55mmリボン |
周波数レスポンス(±3dB) | 31.5Hz~27,000Hz | 31Hz~27,000Hz |
クロスオーバー | 700Hz、3,000Hz、13,000Hz | 580Hz、3,000Hz、13,000Hz |
入力感度(2.83V@1m) | 88dB | 89.5dB |
公称インピーダンス | 4Ω | 4Ω |
推奨アンプ出力 | 50~300W | 50~400W |
最大外形寸法(1台) ※スパイク含まず |
H1,026×W264×D490mm | H1,126×W350×D530mm |
質量(1台) | 31.7kg | 40.9kg |
付属品 | スパイクフット、ジャンパーワイヤー | |
その他 | バイワイヤリング対応 |
再生周波数帯域はさほど変わらないのですが、Helicon 400はHelicon 800に比べて中音域用のコーンが低音域用と共用されています。購入する際にHelicon 400に比べてHelicon 800の方が音のつながりが良かったので、予算的にはオーバーしていましたが、背伸びして購入したような記憶があります。
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