その他の機能の注目ポイント
主にOSの改善による影響が大きいですが、今回のA1シリーズにはAndroid TV最新バージョン(Android TV 7.0)にアップデートされ、以下のような機能が追加されるそうです。
- Android TV表示画面にテレビ放送等の小画面表示が行なえる
- タスク切換機能の追加
- テレビやHDMI入力画面を表示しながら、設定画面をオーバレイ表示が可能
- 番組表の拡大、縮小にも対応
この画面を見るとスマホそのものという感じがしてしまいますが、Androidテレビはまだ動作が不安定になることが多く、動作は遅いですし、かゆいところに手が届かないと感じることの多いものですから、まだ発展途上という印象がぬぐえません。こういう完全が進んでいってテレビ自体の安定度や利便性が向上していくことはうれしいことです。
いずれZ9Dシリーズも同様のアップデートがあるかもしれませんね。
搭載して欲しかった機能
今回の発売でいくつか残念に感じたのは、以下のような機能が盛り込まれていないことです。
「BS・110度CSによる4K・8K放送」受信チューナー
2018年から放送開始予定の「BS・110度CSによる4K・8K放送」ですが、この放送を受信するためには現在発売中のテレビは別途専用のチューナーを購入する必要があります。対応したブースターなどはもう販売されていますが、もう来年に迫っているのですからチューナーを搭載してアップデートで対応して欲しかったですね。
4K放送の録画番組の移動とSeeQVaultへの対応
私は現在BRAVIA KJ-75X9400Cを使っていて、その故障交換として、まもなくKJ-75Z9Dへ本体を交換する予定になっていますが、KJ-75X9400Cを修理した際、メイン基板を交換を行ったことでこれまで録り貯めてあった4K放送の録画を失いました。
修理当日に突然言われて、見ていなかった録画番組はそのまま諦めるしかなく、今度のKJ-75Z9Dへの交換でもまた録画データは消えてしまうことになります。今回は事前に準備は出来ますが、現在の4Kテレビは4K放送の録画番組は他のテレビやレコーダーなどに移動することが出来ない仕様になっています。
こういうときに便利なのがSeeQVaultという機能ですが、残念ながら4K放送は対応していませんし、4K BRAVIAは未対応となっています。もう4Kテレビを買い換える需要も出てきているので、早くルールを決めて運用できるようにして欲しいものです。
BRAVIA A1シリーズには「アコースティックサーフェス」を中心とした挑戦的な音に対する取り組みがあり、映像以外にも注目すべき点があることが分かっていただけたかなと思います。
※画像はSONY公式HP(http://www.sony.jp/)より引用
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