マルチチャンネル再生が可能なSACDプレーヤーとなると、選択肢はほぼユニバーサルプレーヤーに限られます。生半可なプレーヤーではネットワークオーディオプレーヤーで聞いた方がマシということになりかねませんし、その程度でいいならDV-610AVを使えばいいだけです。
候補となるのは、筐体のしっかりしたDVD-A1UDに匹敵するような高級機ということになりますが、現行品では選択肢がほぼなく、ロクに使いもしないプレーヤーにお金をかけるくらいなら、ネットワークオーディオにお金をかける方がよいでしょう。
現状入手可能なマルチチャンネルSACDプレーヤーは、もはやOPPOのユニバーサルプレーヤーくらいですね。
お金をかけず良質なプレーヤーを確保するとなると中古しかありませんが、中古は状態がわからないので、古い機種は故障が怖いという側面があります。
そこで目をつけたのが、以前知り合いに譲った初代愛機DVD-A1XVAでした。
売却したDVD-A1XVAの現状
私がDVD-A1UDを導入した際に、知り合いがオーディオシステムとして導入する話があり、そのプレーヤーとしてDVD-A1XVAを譲ったものです。
DVD-A1XVAはDVD-A1UDの前のDENONのフラグシップ機です。発売当時の定価は42万円だったと思います。映像系チップなどはもちろん、オーディオ用のDACもすでに時代遅れにはなってしまっていますが、電源や筐体など腐っても鯛、DV-610AVとは比べ物になりません。
購入から10年経った機体なので、いつ壊れてもおかしくはありませんが、丁寧に使ってきたのででも状態の良さには安心感がありますし、譲ってからの使用頻度も高くない。そして自分の耳でその音の良さは把握しています。
その知り合いが、オーディオシステムとして導入したはいいものの、テレビを見る際に不便を感じていて、フロント2chのみのAVシステムとして見直したいと考えていて相談を受けていたので、その見直しに伴ってDVD-A1XVAを買い戻すことにしました。
知り合いのシステムの変更は多分私が配線などを変更することになるような気がしていますが、それが終わったらDVD-A1XVAは家に戻ってくる予定です。多分1ヶ月くらい先になりますが、久しぶりに戻ってくる愛機の音を現システムで聞くのが少し楽しみです。
唯一の不安はAVプリアンプに接続したときに、テレビ側が拡張フォーマットでもちゃんと動作するか…ですね。DVD-A1UDはこの設定をすると音が出なくなったので。
Her-
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