実際に視聴した印象
家で普段75型のSONY BRAVIA KJ-75Z9Dを使っているので、画面サイズには慣れているとはいえ、このショウルームに置かれている77型「KJ-77A1」が小さく見えてしまって、思わず「新発売」と書かれている看板を二度見してしまいました。
さらに後ろを振り向くと、普段使っているKJ-75Z9Dが置いてあるのがわかったので、大きさを見て「あぁこれが77型だ」とやっと認識できたくらいです。
小さく見える理由の1つに、有機ELテレビの無駄の少なさがあるとは思います。画面自体がスピーカーになるので、ベゼルは極狭ですし、ほとんど画面しかないという印象ですから、単純な大きさでいえば、一昔前の65型テレビと大差ないでしょう。
試聴に伺ったのは平日の18時頃でしたが、ショウルームにはほとんど人がおらず、あまり77型「KJ-77A1」ガ注目されていないのかなという印象を受けました。私の前に画面前に用意された一人掛けソファの特等席で視聴している方が一人だけいましたが、すぐに席が空いたので、私も座って販売員さんの説明をうかがいながら、特等席で5分ほど試聴することができました。
遠くから見ると小さく感じるこのテレビですが目の前に座って見るとやはり大きいと感じます。映像そのものののクオリティが高いですし、ユニフォーミニティが高く、画面全体が均一な明るさなので、4K/HDRの風景を見ているだけでも、目の前に本当に景色が広がっているような遠くまで抜けの良い映像ですが、やはり周囲の光は加減されているなという印象ですね。暗くできるシアタールームでこれが使えたら…と思わず想像してしまいました。
画質については、以前55型(KJ-55A1)、65型(KJ-65A1)で見たものと大きな差は感じられず、少しパネルの個性が違うのかな?と思う程度でしたが、音は画面が大きいとだいぶ印象は違いますね。音の質自体は有機ガラスを振動させているので、以前の感想と変わらずガラス固有の響きを感じる音でしたが、違ったのは画面の大きさの差からくる音の広がりです。
視聴距離にもよりますが、従来の55型(KJ-55A1)、65型(KJ-65A1)の画面サイズだと、音がその画面に合わせてこじんまりとしている印象でしたが、画面サイズが77型「KJ-77A1」ともなると目の前に大きな画面が広がる感覚があるので、振動領域も自然と大きくなり、音も大きさに合わせて広がります。
もちろん画面の外まで音が広がっている感覚はほとんどないので、距離を取って視聴距離を長めに取ってしまえば、音場は狭く感じますが、目の前で見ているときにはそんなことはほとんど気になりませんでした。
実際の試聴時間は5~10分ほどでしたが、KJ-75Z9Dを使っている私でも自宅のシアタールームで使ってみたいなぁと思う美しい映像でした。250万円は出せませんけどね。
Her-
↓↓↓関連記事はこの下にあります、引き続きお楽しみください↓↓↓
コメント