2022/1/20不定期更新に変更します

小型デジタルアンプが欲しい(4)DENON DRA-100を試聴レビュー①

DENON

ミュージックサーバーであるQNAP TS-119から選曲して、試聴を行います。

ネットワークオーディオ アンプ フルデジタルステレオパワーアンプ RASTEME SYSTEMS RDA-520 富士通テン ECLIPSE TD307WH TD307MK2A DENON DRA-100 DDFA レビュー

余談ですが、DENONMarantzのアプリの操作体系は基本的に設計が同じでしょう。好みの問題かもしれませんが、選曲する際にいちいち「すぐに再生」「次に再生」「最後に追加する」のような選択肢が出るのはサクサク操作できないのが不満です。

MarantzのネットワークオーディオプレーヤーをNA7004NA-11S1と2代に渡って使ってきていますが、こういったわずらわしさが純正アプリを使う気にならない理由です。すべて最後に追加するでいいような気がするんですがね…。

試聴曲

試聴曲は、以下のような曲を聴いてきます。

「Sarah Brightman – Time To Say Goodbye」 

から「Time To Say Goodbye」を試聴※FLAC 44.1kHz/16bit

「Diana Krall – When I Look in Your Eyes」 

から「Let’s Fall in Love」※FLAC 96kHz/24bit

「Norah Jones – Come Away With Me」

から「Come Away With Me」※FLAC 192kHz/24bit、44.1kHz/16bit

  

音源の持つ粗さをストレートに

CDからリッピングした「Time To Say Good-bye」のFLAC音源を再生しながら、部屋に音が広がるくらいの音量にしようとボリュームを上げていき、40で固定することにしましたが、空間に残る余韻は思ったより長くとどまり、S/N比の高さは感じられるものの、かなり音が暴れていて、高音部に刺々しいきつさを感じます。

ハイレゾ音源の「When I Look in Your Eyes」の96kHz/24bitになると粗さはあるものの刺々しさが幾分和らぎ、さらに「Come Away With Me」192kHz/24bitを再生すると、もう少し音は柔らかく感じられます。

電源環境以外オーディオ用といえるほどのアクセサリは使わずに、ほとんどデフォルトの状態で試聴した印象では、音場はスピーカーの間隔に合わせたミニチュアの劇場を眺めているかのような音場感で、左右の展開は比較的良好ですが奥行き感が感じられません。

CD音源はどれも耳が痛くて音量を落としたくなります。ハイレゾ音源を聞くと、そこまで気にならなくなり、音源の持つスペックや音質の良し悪しがモロに音に反映されている印象を受けます。

普通はもう少し、聴きやすいように補正というか、処理をして聞かせるものだと思いますが、ここまであからさまな違いを出すアンプは初めてです。すごくポテンシャルを感じさせる音ですが、「じゃじゃ馬」という印象を持ちました。

もう少し荒々しい雰囲気をアクセサリで調整できないか試してみようと思います。

小型デジタルアンプが欲しい(5)DENON DRA-100を試聴レビュー②電源ケーブルの交換
じゃじゃ馬を手なずけたい 富士通テン Eclipse TD307WHの相棒として、DDFAを搭載した、ネットワークレシーバー機能付フルデジタルプリメインアンプDENON DRA-100を1週間ほどの期間お借りして試聴することになりました。 ...

Her-
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