2022/1/20不定期更新に変更します

ネットワークオーディオ再生中のパケットエラーを計測してみる

Marantz

以上の環境で、ハイレゾのアルバムを一枚丸ごと再生してみます。

再生する音楽ファイル

Norah Jonesのアルバム「Come Away With Me」にしました。

Come Away With Me

アルバムの形式は、FLAC 192kHz/24bitで、全ファイルの容量は「1,908,019,170 バイト」です。

計測結果

計測前のパケットの計測結果です。

ネットワークオーディオ ギガビット スイッチングハブ NETGEAR GS105E パケットエラー 音質

一度電源を落としてからカウンターはリセットしてありますが、多少のパケットのやり取りがすでに計測されています。

この状態で音楽ファイルを流した結果は以下の通りです。

ネットワークオーディオ ギガビット スイッチングハブ NETGEAR GS105E パケットエラー 音質

1番ポート(NA-11S1)の送信バイト数、3番ポート(TS-119)の受信バイト数がそれぞれファイルの全容量(1,908,019,170 バイト)+αくらいになっているのが分かります。ファイルを分割してパケットにして送信するのでヘッダーなどの情報が付与されるため、実質的な通信容量はファイルの全容量よりも大きくなります。

2番ポート(光メディアコンバータ)の通信量も少し増えていますが、これは光メディアコンバータ経由でコントローラ(iPad mini)から通信もあるので増えているのだと思います。

結局、ハイレゾファイルのような音楽ファイルとしては比較的大きな容量の音楽ファイルの再生中でもエラーは発生していないことが分かりました。基本的に音楽再生にはパケットエラーは関係ないことが分かると思います。

そもそもデジタル信号と音質は直接関係ありません。その理由はデジタル信号の特性を考えればわかります。

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