◆スペック不足
CPUもメモリも不足しているようで動作が不安定。時々指示を受け付けなくなる。パソコンがフリーズしてる様子そのもの。
◆視聴中に勝手に再起動
この現象は特にVOD(Video On Demand)、つまりインターネット経由で動画を見ている時に多発する。いわゆるパソコンで言うフリーズが起こるようで、ソフトの問題とハードのスペック不足の両方が関係していると推測する。VODの動画には、チャプターがないので、途中まで見ていた映画はフリーズするとリジューム(続きから再生)ができないこともあり、最初から早送りして見なおすことになる。映画のクライマックスで突然落ちた時には本当にガッカリする。
◆SeeQVault非対応
USB-HDDに4K放送の一部も含めて録画か可能だが、SeeQVaultに対応していないので、他の機器に繋いで見ることができない。またSeeQVault対応のHDDも受け付けない。何で対応しないのか理解できない。
◆電源ケーブルを付け替えることができない
できれば太いケーブルに付け替えたいが、電源ケーブルは取り外しができないタイプなので、細い2Pケーブルのまま使うしかない。これだけ大きなテレビで、アースもないので少し不安。
◆赤外線リモコンの不具合
赤外線リモコンが突然反応しなくなる。赤外線リモコンの指示がテレビに届かなくなるパターンと、テレビが受信しているけど反応しないパターンの2つのパターンがあり、前者はリモコンの電池を抜いて10秒ボタン電源ボタンを押し続け、電池を入れなおせば復旧するが、後者はテレビを再起動する必要がある。このとき付属のサブリモコン(Bluetooth)は動作するので、こちらで再起動をすることはできる。
音声認識がイマイチ
サブリモコンで音声認識による検索などが可能だが、この識別がイマイチだ。BRAVIAの説明書が見たくて、音声で「ブラビア」と語りかけると、「グラビア」と認識して水着の写真などが検索されたりする。テレビというよりAndroid側の問題だと思うが、便利になりきれていない。
説明書が不親切というか「ザル」
付属している説明書、それと同等のものがテレビに内蔵されていて、テレビで見ることができる。しかし、この説明書、従来のテレビより難解であるAndroidテレビであるにもかかわらず、本当に初歩的なこと(スタートアップマニュアル的なもの)しか書いておらず、むしろ従来のテレビの説明書のほうが詳しかったのではないかと思うくらい、知りたいことが何も書いていないという印象。オンラインアップデートがあって、仕様が変更になることもあるから書かないのかもしれないが、パソコンが苦手な人には不親切すぎる説明書だと思う。
まぁ完成度はあまり高いとはいえない結果となりましたが画質は良いだけに…。
今後に期待
発売当初はテレビが映らないとか、ひどい書き込みも多かったので、相当深刻な問題を抱えたまま発売されたようです。結局その根本的な問題はおそらくスペック不足だと思うのですが、ファームウェアの更新だけでは、解決できないような雰囲気です。
慣れればそこら辺の不具合にも自分で対処できるようにはなっていくんですが、2~3日に1回は、再起動をしないといけません。画質は本当に素晴らしいのにテレビとして当たり前の動作が長時間安定して使えないというのはとても残念。後継機は、スペックも強化されてOSのカスタマイズも進んでもう少し安定しているのではないかと期待していますが、不安定な状態で見切り発車のような発売は謹んでほしいものです。
次回は、DolbyAtmos用スピーカーの導入について書きます。
Her-
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