2022/1/20不定期更新に変更します

仮想アースKOJO TECHNOLOGY ForcebarEPの接続位置を変更と再試聴

Acoustic Revive

一点アース

我が家は家庭用のアースにAV機器のアースも接続されています。私の想定ではアースへの接続はPOA-A1HDから一点のみアースに接続していると言う想定でいます。(想定と言うのは実際に細かく計測をしたわけではなく、各ケーブルの接続を追っていくとそうなるはずと言う私の中のシミュレーションの結果なので、ひょっとしたら間違っているかもしれません。)

ただそうなったときにスイッチングハブやネットワーク機器のノイズはアースを辿ってどこへ流れるのかと考えると、ネットワークオーディオプレーヤーからAVプリアンプを辿り、POA-A1HDへ抜けるというルートが想定されます。

ネットワークのノイズは最小限に抑えるよう構築しているつもりですが、そのルートを辿ってノイズが流れるのなら、D/A変換を行い、アナログ信号の伝送にかかわる部分へ影響を及ぼす可能性が高いので、決していいことではありません。そこでPOA-A1HDから外した仮想アースをスイッチングハブPLANEX FX-08miniへと移してみました。

オーディオ:ホームシアター:仮想アース KOJO TECHNOLOGY Force barEP 光城精工 スイッチングハブ Planex FX-08mini レビュー 試聴

これならネットワーク経由のアースへ逃げるノイズは、仮想アースに吸収され、AV機器内への進入を軽減させることができるはずです。

少し懸念されるのは、これは過去の計測で分かっていることですが、アースへ接続すれば普通なら電位は高い方から低い方へ流れ、電位を均一化しようとしますが、仮想アースはアースほどの容量、容積がないためか、電位差が生まれても電位が大きく変化しませんでした。

仮想現実アース「KOJO TECHNOLOGY ForcebarEP」レビュー~POA-A1HD~
我が家の電源事情とアース 仮想アースのレビューなので、まずは我が家の電源とアースの事情についてになりますが、我が家の電源事情は、周囲が閑静な住宅街ということもあり、工場やオフィスは近くになく比較的昼夜の電源による差は少ないと思います。 以前...

この接続によって、アースと仮想アースの関係にどういう変化や悪影響があるのかは私も想像がつかないのでやってみるしかないと言うことです。

仮想アース接続位置変更後の試聴

試聴環境

以下の環境で試聴してみました。

オーディオ:ホームシアター:仮想アース KOJO TECHNOLOGY Force barEP 光城精工 スイッチングハブ Planex FX-08mini レビュー 試聴

  • テレビ:SONY BRAVIA KJ-75Z9D
  • AVプリアンプ:Marantz AV8802A
  • マルチチャンネルパワーアンプ:DENON POA-A1HD
  • フロントスピーカー:DALI Helicon 800(Pair)
  • リアスピーカー:DALI Helicon 800(Pair)
  • サブウーファー:DALI HELICON S600
  • トップミドルスピーカー:SpeakerCraft Profile AIM5 Three(Pair)
  • Urtra HD Blu-rayプレーヤー:Panasonic DMP-UB900
  • ネットワークオーディオプレーヤー:Marantz NA-11S1
  • ゲーム機:SONY Playstation4 Pro
  • NAS:IODATA RockDisk for audio
  • スイッチングハブ:PLANEX FX-08mini
  • 光メディアコンバータ:SANWASUPPLY LAN-EC202C

コメント

  1. おいけ より:

    Herさん、こんばんは。

    遅レスお許し下さい( ̄∀ ̄)
    仮想アースって本当に難しいですよね〜〜。
    根本論は電位の高い方から低い方に流れるわけですが、仮想アースの場合はシャシー電位のバッファー的存在であると捉えています。
    我が家ではアンプに本ちゃんアース、ハブに仮想アースの二本立てです。
    ハブやNASのシャシーや電源部がオーディオ機器と比べるとプアな物が多いですから、仮想アースを繋いだ事によるバッファーが増えてグランドの安定化に繋がりやすいのだと考えています。

    • Hermitage Hermitage より:

      おいけさん、レスありがとうございます。
      バッファー的存在ですか、なるほど今回でいえばスイッチングハブのバッファになるという考え方ですね。
      おいけさんのアースと仮想アースの構成と私の環境は、偶然なのか必然なのか、結果的には同じような構成になっているわけですね。興味深いです。

  2. おいけ より:

    そう言えば同じ構成ですね!

    ある方なんかは仮想アースは質量の大きさに伴って音質も向上する!と言われてます。
    バッファーが大きければ大きいほどシャシー電位変動が少なくなるのでしょうね。

    対してオーディオ機器は元々の電源容量も大きかったりしますから、並みの仮想アースでは効果が出にくかったり逆流現象が起こったりするのやも知れません。なので私は地中埋込アースをDSMのシャシーに直結させてしまいました(°▽°)効果は言うまでもありませんよね?

    私もスタートはネットワークもオーディオの一部として全体でアースでしたが、試した結果がオーディオとネットワークは分けて考える!となりました。
    勿論それぞれの電源供給部も完全に別々にしています。

    ここらへんはコレが正解!と断言出来ず、それぞれの環境で変わって来る部分ゆえ尚更難しいですよね。

    • Hermitage Hermitage より:

      おいけさん、再レスありがとうございます。
      特にSTPを使ったネットワーク機器に関しては各機器からアースを取るよう推奨されているので、アースによるノイズの回り込みが起きなければその形にしたいところですね。

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